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更新日:
2008年9月3日
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1. ビザ(査証)とは
ビザとは訪問しようとする国の在外公館が、訪問者の所持する旅券の有効性と訪問者の自国への入国及び滞在等について審査し、自国への入国を認定する表示のようなものです。通常、旅券の査証欄にスタンプが押捺されるか、シールが貼付されます。
ただし、ビザは入国許可書ではなく、最終の入国許可決定権は、その国の入国審査官にあります。すなわち、ビザを所持していてもその国の法規等により、入国を拒否される場合もあります。
アメリカを例にとるならば、ビザを発給するのは国務省(在外公館)ですが、入国や滞在期間を決定するのは司法省の移民官です。ビザの発給と入国審査の管轄は違うという点を押さえれば、理解しやすいでしょう。
2. ビザの主な種類
ビザの種類は、その国に入国する目的により異なりますが、大きく分けて「観光ビザ」と「業務ビザ」があります。観光ビザについては不要な国(ノービザ)が最近増えてきましたが、業務ビザはほとんどの国が要求しています。
訪問目的で大別すると「観光ビザ」、「商用ビザ」、「 留学ビザ」、「就労ビザ」などがありますが、分類基準は国によって異なり、米国などでは細分化しています。
また、訪問回数別に、1度入国すると効力が失われる「シングルビザ」、有効期限内に2度入国可能な「ダブルビザ」、有効期限内であれば何度でも入国してよい「マルチプルビザ」に区分されます。
3. ビザを取るにはどうしたら良いか
必要書類を揃えて当該大使館、領事館のビザセクションに申請する。ただし、在住する地域によって管轄地域が異なります。例えばアメリカの場合、静岡以東はアメリカ合衆国大使館、以西は大阪神戸領事館にて申請します。必要書類は国によって、またビザの種類によって異なります。
申請書は、英語か渡航先の国の母国語で書かれており、必要書類には英語で記入しなければなりません。又、書類が不備な場合、その場で訂正できれば良いのですが、悪くすると再度大使館に出直すことにもなりかねません。即日でビザを発給してくれるところもありますが、ほとんどの大使館では申請と受領で最低2回は足を運ぶことになります。ビザの取得とは煩わしいものなのです。
ビザの申請から発給までにかかる日数は、国あるいはビザの種類によって異なります。目安としては、一週間位でしょう。
国によっては査証料金(100円?25,000円位)が必要な国もあります。
4. ビザを取る時の注意
「旅券残存有効期間」
ビザを申請する時に、旅券(パスポート)の有効期間を確認して下さい。このことを「旅券残存有効期間」と呼びますが、国によって異なります。概略一覧表はあくまで参考としていただき、ビザを申請する前に必ず確認して下さい。この「旅券残存有効期間」は、ビザ無しで入国する場合の入国の条件ともなっていますので、渡航前には必ず確認して下さい。
ビザが不要な国であっても、旅券の残存有効期間が足りないと、日本を出国する際に航空会社から搭乗を拒否されます。また、大使館の休館日も確認する必要があります。大使館の休館日は、各国の事情にあわせていますので、せっかく出向いても無駄になることがあります。
(注)「旅券残存有効期間」についても、変更する場合もありますのでご注意ください。
「ビザ」とはどんな形?
通常「旅券」に「ビザ」の証印が押されます。従ってビザ取得には必ず本人の旅券が必要なのです。
5. ビザ申請に必要な書類記入は「正直に」
ビザの申請用紙に必要事項を記入する場合には、ありのままのことを記入してください。虚偽の内容が判明すると、一生その国に入国出来ない場合もあります。
複数の国のビザを取る場合には、国によって所要日数が異なり、それぞれの大使館・領事館の所在が散在しておりますので要領よく手順よく申請しませんと相当な日数がかかってしまうことがよくあります。
特にそれら大使館・領事館の休館日は、それぞれの国の事情にあわせていますので、せっかく出向いても無駄になることがありますので注意して下さい。
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