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国名:インド共和国
the Republic of India
国内での正式名称は、Bharat(バーラト)
首都:Delhi
1911年に英国インド領の首都として建設が開始され、1931年に完成。以来、独立後も首都として機能している。
州:25の州とデリーを含む7の連邦直轄地で構成される。現在の州は、1956年を中心に行われた言語別州再編により制定された。
面積:3,287,263km2(世界で7番目に大きい国)(日本の国土の8.7倍)
人口:10億2,702万人(2001年インド国勢調査)(日本の人口の8.1倍)
人口増加率:2.0%(1990〜98年平均:世銀アトラス2000年度)
人口密度 :312.4人/km2(日本の人口密度の93%)
気候:夏季、雨季、冬季の3つの季節がある。
・夏季:4〜6月
2月頃から徐々に暑くなり始め、4〜5月に暑さがピークになる。デリーなどの内陸部では、平均最高気温が40〜50℃を越えることがある。ムンバイ、コルカタなどの沿岸部では湿度が高く、うだるような暑さになる。
・雨季:6〜9月
モンスーンの影響で、1年の降雨量のほとんどが、この時期に集中する。雨量は西南部で特に多く、ムンバイでは7月に900mm以上、コーチンでは700mm以上の降雨量が記録されている。
・冬季:10〜3月
デリーなど北部の街では、日中の平均気温が20℃前後と温暖になる。ただし、朝晩は冷え込みが厳しく、セーターなどが必要になる。
人種:インド・アーリヤ族が全体の72%を占める。他に、スキト・ドラヴィダ族、モンゴロ・ドラヴィダ族、モンゴロイド族、ドラヴィダ族、原始部族など。
言語:連邦公用語はヒンディー語、英語は準公用語とされている。
他に地方公用語として、憲法で公認されている州の言語が17ある。
さらに少数民族間で話されている言語を含めると179言語、544方言があると言われている。
宗教:ヒンドゥー教徒82.7%、イスラム教徒11.2%、キリスト教徒2.6%、
シク教徒1.9%、仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.5%(印側資料)
識字率:65.4%(2001年インド国勢調査)
◎国旗
国旗は上から濃いサフラン色、白、深緑色の3色を基調としている。旗の縦:横の比率は2:3で、白い部分の中央にはチャルカ(糸車)を象徴するネイビー・ブルーの車輪が描かれている。これは、サルナートにあるアショカ王柱の獅子柱頭 のアバクス(円柱の頭部を囲む板)にある車輪と同じデザインである。車輪の直径は白い部分の幅とほぼ同じで、スポークは24本ある。サフラン色は勇気、犠牲、そして再統合の精神を、白は純潔を、緑は信仰と肥沃さを、それぞれ象徴している。
オレンジはヒンズー教を、緑はイスラム教を、白は平和を表している。中央の紋章はチャクラといって、3世紀頃のインドの神殿の柱にある飾り物。24の車軸は1日の時間を表している。
◎国章
国章はサルナートで出土したアショーカ王柱の獅子柱頭を原案にデザインされたものである。原案では、アバクスの上に4頭のライオンが背中合わせに立っており、装飾部分に象、疾駆する馬、雄牛、ライオンのレリーフが施され、それぞれの間に車輪が彫られており、その下は鐘型の蓮の花の形をしている。国章では3頭のライオンしか見えず、4頭目は裏側に隠れた形となっている。アバクスの車輪が正面を向いており、その右側には雄牛、左側には馬のレリーフが見え、左右両端にはそれぞれ横を向いた車輪の形が浮かび上がっている。鐘型の蓮の花は省略されている。
円形のアバクスの上に置かれた4頭のライオン(1頭は隠れているが)は、力と勇気、そして自信を表している。アバクスには、これより小さい4頭の動物が描かれている。これらは各方角の守護神であり、北はライオン、東は象、南は馬、西が雄牛である。アバクスは満開の蓮華の上に載せられている。アバクスの下には、「真実のみが勝つ」を意味するサッティヤメヴァ・ジャヤテ(Satyameva Jayate)という言葉がディヴァナガリー(Devanagri)文字で記されている。
国章は、古代から受け継がれてきた世界平和と親善への思いを現代のインドでも再確認するものである。
◎国歌
1950年1月24日、ラビンドラナート・タゴール作のジャナ・ガナ・マナ(Jana-gana-mana)がインド国歌として採用された。
◎国獣
インドの国獣はトラ。
◎国鳥
国鳥はクジャク。
◎国花
ハスとインドボダイジュ。
◎政治体制(2002年4月)
政体:共和制
元首:K. R. ナラヤナン大統領
議会:二院制(上院245議席、下院545議席)
◎政府(2002年4月)
(1)首相名:アタル・ビハリ・ヴァジパイ
(2)外相名:ジャスワント・シン
◎内政(2002年4月)
1996年5〜6月の下院総選挙後、第一党のインド人民党(BJP)がヴァジパイ政権を発足させたが、信任を得られず辞任。第3勢力の統一戦線(UF)が、コングレス党の閣外協力を得て6月1日ゴウダ政権を発足。
1997年3月末、コングレス党の支持撤回後の信任投票でゴウダ政権は否決され、4月22日グジュラール統一戦線(UF)政権が発足。11月末、グジュラール政権は、コングレス党の閣外協力撤回を受けて崩壊。
98年2〜3月の第13回下院総選挙後、BJP連合が第1勢力となり、3月19日、ヴァジパイ政権が成立。しかし、昨年4月同政権の信任否決により崩壊。
1999年9〜10月の総選挙後、10月13日、再び第一党となったBJPを中心とするヴァジパイ連立政権が発足した。
◎外交基本方針(2002年4月)
非同盟、近隣諸国との友好関係維持、対中関係改善、米、日、露との関係強化。
◎軍事力(ミリタリーバランス2001〜2002)
(1)予算:156億ドル(2001年度)
(2)兵役:志願制
(3)兵力:陸軍110万人、海軍5.3万人、空軍11万人
インドは、98年5月2度にわたり地下核実験を実施。これに対抗してパキスタンも同月核実験を行った。また、ミサイル開発も継続している。
◎経済(単位:米ドル)
主要産業:農業、工業、鉱業
GNI:4,418億(1999年:世銀アトラス2000年度)
一人当たりGNI:440(1999年:世銀アトラス2000年度)
GDP成長率:5.2%(2000年度、印側資料)
消費者物価上昇率:3.8%(00年度12月、印側資料)
失業率:n.a.
外貨準備高:453.6億ドル(2001年8月末、印側資料)
DSR:16.0%(99年度、印側資料)
◎総貿易額(1999年度、2000年度)(単位:億ドル)(印側資料)
(1)輸出:376.4、472.7
(2)輸入:472.7、499.0
◎主要貿易品目(2000年)
(1)輸出:宝石、衣料、綿糸・綿布、海産物、金属製品
(2)輸入:原油・石油製品、宝石類、一般機械
◎主要貿易相手国(2000年)
(1)輸出:米国、香港、UAE、英国、独、日本
(2)輸入:米国、英国、ベルギー、スイス、日本、独
◎経済概況(2002年4月)
インドは独立以来、混合経済体制下で重工業を重し輸入代替工業化政策を進めてきた。しかし、貿易赤字体質の継続、巨額の財政赤字等により80年代末にはインド経済は行き詰まりを見せた。91年発足したラオ政権(当時)は経済改革に着手し、規制緩和・撤廃、為替レートの引き下げ、貿易自由化、外貨導入等を内容とする経済自由化を積極的に推進。この結果、対印外国投資が急増、経済成長率の回復、輸出増大による貿易赤字の縮小、外貨準備高の増加等かなりの成果を納めた。その後の政権も同政策を維持・推進。ヴァジバイ政権は、「第2世代の改革」を掲げ経済改革を継続して推進している。
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