韓国って、こんな国?
このページは、私が韓国で体験したこと、感じたことを雑然と書きつづったものです。
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◎黄砂って怖い(2006年4月18日)
 はじめて、黄砂というのを体験しました。もちろん、ソウル市内にいる時です。その日の天気は、日本でいうところの曇り空でした。その日、街中を歩いていたら、何となく目がゴロゴロするのです。それに、ノドが少し痛いのです。何か変だとは思っていたのですが、何が原因か分からなかったのですが、ソウルの人が、「今日は、黄砂が激しいから、あまり長時間、外を歩かない方が良いよ。」と教えてくれました。
 私は、曇り空だと思っていたのですが、その曇ったような空の状態が黄砂の時の状態なのだそうです。そう言われて、空を見上げたのですが、確かに、どんよりしているのですが、雲があるわけではないのです。空全体がねずみ色に曇っている状態で、空を見なければ、雨が降りそうな天気に思えます。私が曇りだと思っていた天気は、曇っていたわけではないのでした。
 黄砂っていうのは、以前、鹿児島に行った時に遭遇した桜島の火山灰のように、目に見える形で降ってくるのではなく、目に見えないくらい小さい砂粒が大気中に蔓延している状態のようでした。確かに、外に停めてあった車には、うっすらと泥のような汚れが全体についていました。これも、黄砂のせいなのだそうです。目に見えないのは危険ですね。知らないうちに病気になってしまいそうです。(中国や韓国では、呼吸器系への健康被害が深刻になっているようです。)ちなみに黄砂の粒の大きさは0.5μm〜5μmくらいで、タバコの煙の粒子の直径(0.2〜0.5μm)よりやや大きく、人間の赤血球の直径(6〜8μm)よりやや小さいくらいだそうです。こんな粒は、肉眼では絶対に見えません。
 その日の黄砂は、本当にひどかったようです。なんと、東京でも6年ぶりに黄砂が観測されたそうです。東京まで届くっていうことは、ソウルは相当ひどいんだろうと思います。日本には1km2 当たり1〜5 トン/年の黄砂が飛来し(国立環境研究所、2002)、北太平洋全体では、約3.3億トン/年の黄砂が降下すると推測されているのだそうです。ちなみに北京では10〜20トン/月(1ヶ月に、ですよ!)だそうです。こんなに大量に黄砂が降っているのに、その元になるところ(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)は、砂がなくならないのでしょうか?

◎韓国のファイルとパンチの穴(2006年4月15日)
 ソウルに住んでいる人に聞いたのですが、韓国で売られているファイルは、パンチの穴の間隔が70mm(か、90mmと言っていました)なのだそうです。日本は、80mmです。このため、日本でファイリングした資料に、新しく資料をファイリングしようとすると、穴の間隔が違うため、使えないのだそうです。
 韓国でファイルを買って、韓国で穴を開けて使えば問題ないと思うのですが、韓国では、日本でレターファイルと言われている一般的なファイルようにプラスチックのとじ具で止めるようなファイルが売られていないのだそうです。韓国で一般的に売られているのは、先端が尖った金属性の板状の止め具がファイルについていて、紙に穴をあけずに、直接、止め具に突き刺して止めるタイプのようです。
 穴を開けてファイルするタイプはあるものの、日本とは穴の間隔が違うため、使いづらいのだそうです。どうやら、日本と同じは嫌だ、ということで間隔が違っているのだそうです。ただ、韓国で一般的に売られているパンチは優れもので、パンチの穴の間隔を自由に設定できるのです。これを使えば、3つ穴でも、4つ穴でも自由に穴位置を調整できるので便利です。

◎ソウルには星がない(2006年2月15日)
 ソウルには、星がありません。スターがいない、ということではありません。夜、空に輝く星がないのです。正確には、ソウルでは、星が見えない、ということです。実際に、何日間も夜空を見上げていましたが、星が見えた日はありませんでした。月は、はっきりと見えます。星だけが見えないのです。
 疑問に思って、ソウルの人に聞いたところ、ソウルは大気汚染がひどいため、空が汚いので、星が見えないのだそうです。だから、ソウルの人は、星には興味がないのだそうです。全く見えないのかと聞いたら、昼間、雨が降って、夜カラッと晴れるたりすると、たまに星が見えるそうです。このことからも大気汚染が原因だということが分かります。
 そういえばソウルにいた時、光化学スモッグ警報が出たことが度々、ありました。しかし、ソウルの人は慣れっこになっているらしく、大して気にもしていないようでした。ソウルの車の多さと空気の汚さは、ちょっと、普通ではないレベルのようです。

◎韓国の人は、寒さに強い?(2006年2月15日)
 ソウルは、東京よりも高緯度にあって、東京よりも寒さが厳しいと思います。単純に寒いのではなく、一般に言われる「大陸の寒さ」とでも言うのでしょうか、中国などと同じような厳しい寒さを感じます。
 そんなソウルの人は、日本人よりも寒さに強いのでしょうか?若い女性は、そんな寒さの中、おへそが出てしまうような短い丈のシャツを着て、ミニスカートを穿いています。これは、1人や2人ではなく、若い女性は、ほとんどの人が、このような格好でいるのです。おしゃれに気を使っているのでしょうか。外出していても、タクシーや地下鉄で移動するため、直接、寒い外気に触れる時間が短くて、気にならないのかもしれませんが、それでも信じられない格好です。
 さらに、町では、冬だと言うのに、普通にアイスクリームやソフトクリームが売られているのです。焼肉屋さんなどで食事をすると、支払いを済ませ、店を出るときに無料のアイスクリームやソフトクリームなどが置かれています。結構、アイスクリームやソフトクリームを食べながら、町を歩いている人を見かけます。韓国の人は、寒さに強いのでしょうか?

◎ソウルの子供事情(2005年11月30日)
 韓国の子供に対する教育事情は、かなり子供に可愛そうです。大学入試の時、日本の大学入試センター試験に当たる「大学修学能力試験」を受ける受験生の親が必死に祈っている姿などをテレビのニュースで見たことがあると思います。あの日は、役所や会社などの出勤時間を遅らせて、交通渋滞が起きないように国を挙げて協力しているようです。ニュースでも見たことがありますが、遅刻しそうな受験生をパトカーが試験会場に送っていったり、タクシー運転手が無料で送ってあげたりなど、日本ではとても考えられない状況です。また、英語のリスニング試験中は航空機の離発着まで制限されるそうです。こんな状況を聞いていましたが、子供に対する教育事情がもっとスゴイのです。
 なんと、普通の小学生(早いところは幼稚園くらいから)でも、1週間に7〜8種類の塾に通っているそうです。英語とか、授業の補習のような塾から、ピアノ、水泳など、いろいろな塾に通っているそうです。
 これらの塾に通っている子供たちは、専用のバスが送迎をしてくれるようです。ある日の夕方、ソウル市内の小学校の近くを歩いていたら、バスが10台くらい並んでいたので、ソウルの人に遠足でもあったのかと聞いてみたら、塾の送迎用バスだとの回答でした。小学校が終わる時間には、バスが迎えに来て、それぞれの塾に連れて行くのだそうです。そして、その塾が終わる時間には、また、別の塾の送迎バスが迎えに来ていたりするのだそうです。

◎ソウルの自転車事情(2004年10月12日)
 ソウルでは、自転車をあまり見ません。日本では、都内でも自転車に乗っている人を見ますが、ソウルでは、あまり見ないのです。ソウル市内にも自転車道路がありますが、そこを自転車で走っている人を見るのは、極まれです。
 ソウルなどの大都市は、道路の幅は日本よりも広いです。3車線、4車線は当たり前ですから、道路を渡るのも一苦労です。大きな交差点は、横断歩道ではなく、地下道があって、ここを渡るようになっているのですが、自転車が通れるようにはなっていません。
 また、このような広い道路を、ものすごいスピードで右に左に走行する車と一緒に自転車で走るのは、かなり危険です。このように、韓国では都市が自転車移動を考慮して作られていないから、自転車に乗る人が少ないのかもしれません。
 もっとも韓国では、タクシー料金が安く、気軽に乗れるため、近距離でもタクシーを利用することが多いです。そのような事情もあって、自転車を使う人が少ないのではないでしょうか。

◎韓国の歩行者用信号(2002年7月5日)
 韓国の歩行者用信号の点滅のテンポは日本や、台湾よりもゆっくりしているようです。1秒点灯、1秒消灯、という感じです。日本の歩行者用信号を見慣れていると、非常にゆっくりに感じます。
 しかし、点滅が始まるのは非常に早いです。信号が青になって、5秒もすると、点滅を始めます。(この点は、台湾に似ていると思います。)30秒間、青だったとすると、はじめの5秒だけ点灯、残り25秒は点滅しているのです。しかし、あれでは意味が分かりません。
 「赤になる」とことを示すために点滅するのであれば、点滅時間があんなに長いことの理由が分かりません。また、「急いで渡れ」と言う意味だとしても、あれだけゆっくり点滅していては、急ぐ気になりません。なんで、あんな風になっているのでしょうか。

◎韓国交通事情2(2002年7月5日)
 韓国の交通ルールは、非常に優れている面があります。韓国ではUターン用路線があります。日本でもないとは言いませんが、広い道路など、限られた場所にしかないと思います。しかし、韓国では、ほとんどの交差点で左折用路線(日本での右折)がUターン可能になっていて、Uターンできます。
 もともと道路の幅が日本より広い、ということもあるかもしれませんが、バスが何台もUターンしているのを見るのは、圧巻です。日本では、Uターンできる交差点を探さなくてはならなかったり、わざわざ右折や左折をしてから戻らなくてはならないので、非常に不便だと思います。
 また、韓国にはUターンだけでなく、Pターンという交差点もあります。左折できない交差点(日本での右折)があり、その一つ先の交差点を右折、さらに右折を2回くりかえして、もとの交差点に出る、というものです。日本では、右折禁止の交差点で、1つ先の交差点まで行って、左折を2回繰り返す、ということになります。日本では、非常に不便に感じますが、韓国では右折(日本の左折)は信号に関係なく曲がれる(?)ので、走行距離は長くなりますが、信号で止まる、というストレスは感じないと思います。むしろ、大きな交差点でなかなか左折できずに、車が溜まり、渋滞を引き起こすよりは、余程、良いと思います。

◎韓国交通事情(2002年7月5日)
 韓国の信号は、非常に優れていると思いました。交差点で、信号が変わる順番は、次の通りです。
(1)自動車用の左折(日本の右折に相当)が青になる。
(2)自動車用の左折が赤になってから、自動車の直進、右折と歩行者用信号が青になる。
(3)歩行者用の信号が赤になると、自動車の信号も赤になる。
 日本と何が違うかというと、韓国では、まず左折(日本の右折)だけを先に行う、といことです。その左折信号が赤になった後、直進と右折(日本の左折)が青になるのです。(右折は、いつでもできるようです。これは、台湾と同じです。)
 「左折を先」というのは、日本の信号に慣れていた自分にとって、すごい発見だと思われました。「左折」は、交差点内を通過する行為ですから、対抗車線を直進する車と衝突する危険がある唯一の行動なのです。
 日本では直進している時にも右折(韓国の左折)をしても良いので、対抗する車がなければ、右折をします。対抗車線から向かってくる車があっても、「少し遠い」と思えば、右折を行います。しかし、タイミングを誤れば、正面衝突になってしまいます。また、右折信号がある場合、少しでも早く右折をしたい車と、黄色信号になってギリギリで突っ込んでくる直進車とは、衝突する危険が非常に多いです。
 しかし韓国では、その危険がほとんどない、と言って良いのではないでしょうか。韓国の信号を日本に置き換えて考えてみます。
 まず、右折信号だけが青になります。右折だけですから、事故が起こりそうな危険はありません。その後、右折信号が赤になり、直進と左折が青になります。この時、交差店内に右折車はいないので、事故が起きる危険がないのです。
 これは、交差店内が非常に安全になっているシステムだと思います。日本でも、この順番にすれば、交差点での事故が極端に減るのではないでしょうか。是非、導入するべきです。
 
◎韓国地下鉄事情2(2002年7月5日)
 ソウルの地下鉄で、非常に面白いと思ったことがあります。それは、車内放送です。乗り換え駅のアナウンスの時に、必ず流れる音楽があるのです。
 初めは、何の音楽か分からなかったのですが、ある時、その音楽が流れる駅と、流れない駅があることに気づいたのです。しかも流れる駅では、他の地下鉄線と合流している駅であることが多かったので、どうやら乗換駅を知らせる音楽だろうと気づいたのです。
 毎日、同じ地下鉄に乗っている人にとっては、うるさいだけかもしれません。しかし、旅行で行った場合には、これはありがたいです。ソウルの地下鉄では、駅名のほかに駅の番号が書いてあるので、ハングルが読めなくても、地下鉄マップがあれば、ほとんど迷わずに地下鉄を乗り継ぐことができます。しかし、車内で音楽で乗り換えが知らされるというのは、非常にわかりやすいです。
 社内放送で、どんなに親切に案内をしていても、それは所詮、言葉が理解できる人のためだけです。音楽であれば、言葉が分からなくても理解できます。これは絶対に素晴らしいシステムだと思います。
 
◎韓国地下鉄事情(2002年7月5日)
 ソウルの地下鉄に乗っていて、不思議に思うことがありました。それは、「必ず、乗ってから車両を移動する人がいる」、ということです。
 駅で停車すると降りる人、乗る人がいます。扉が閉まって、電車が動き出すと、必ず隣の車両から移動してくる人がいるのです。それは、1人や2人ではなく、多い場合では10人近い人が移動してくるのです。方向もいろいろです。もちろん、前方から後方へ移動する人もいるし、逆の人もいます。
 日本の電車では、そんなに移動する人はいません。少なくとも、込んでいる車両で移動する人はいないと思います。しかし、ソウルでは違うのです。どんなに込んでいても、その人混みを押し分け、移動する人たちがいるのです。
 網棚の上の新聞を探しているなら、話は分かります。しかし、そうではないようなのです。移動している人たちは、子供の場合もあれば、若い男女の場合もあるし、お年寄りの場合もあります。もちろん、一番多いのは小父さんですが、男女に関わらず、そういう人たちがいるのです。
 あれは何なのでしょうか?全く理解できません。何故、込んだ車両の中を移動するのでしょうか?どう見ても、急いで乗り込んできて、とりあえず電車に乗ったけど、降りる駅の近くのドアに行こうとしている、という感じではないのです。全く理解できません。あの人たちの行動の意味が分かる人、誰か、教えてください!はっきり言って、込んだ車両を移動するのは迷惑です!!(韓国では、そういう風には思わないのかな−??)
 
◎爪楊枝(2002年7月5日)
 韓国の爪楊枝は、不思議です。私は、何度も韓国で食事をしていたのですが、食後に爪楊枝を使わないので、全く気がつかなかったのですが、なんと緑色をしているのです。とても気持ちが悪い色をした爪楊枝です!しかもプラスチック製みたいなのです。普通、爪楊枝と言えば、木製がほとんどですが、他に竹製も見たことがあります。しかし、プラスチック製の爪楊枝は初めてみました。
 この話を韓国の方にしたところ、プラスチック製ではない、と教えていただきました。あれはデンプンでできているのだそうです。つまり水に溶けるのだそうです。韓国は環境対策に厳しい国とのことで、捨てた後、水に溶けて、分解される澱粉製の爪楊枝になっているのだそうです。ちなみに色は、緑だけではなく、透明な爪楊枝もあるそうです。
 同じように環境対策の一環として、箸も金属製なのだそうです。一度、使って捨ててしまうような木製の箸は使えないのだそうです。木製の割り箸などを使う場合、政府に届けて、余計に税金を払うのだそうです。(そういえば、太田にあるロッテホテルの和食レストランでは、割り箸でした。値段も高かった。)
 たかが爪楊枝と思いますが、箸や爪楊枝にまで環境対策を取り入れているとは、日本とは比べもにならないくらい環境先進国だと思いました。
 
◎バスマット(2002年7月5日)
 バスマットと言うのでしょうか、お風呂(シャワー)から出て、足を拭くマットがありますね。韓国のホテルでは、あれが変なんです。
 私は、日本ではタオル生地のバスマットを使っていますので、風呂から出ると、あの上で体を拭いているんですね。これは、当たり前だと思っていたんです。台湾でも海外のホテルでも、バスマットはタオル生地ですから、世界中で同じことをしているものだと思っていました。
 ところが、です。韓国は違うのです。何故か、韓国のバスマットはゴム製(あるいは、プラスチック製)なのです。何カ所かのホテルに泊まりましたが、タオル生地のバスマットにはお目にかかったことがありません。
 ゴム製で水を吸わないので、その上で体を拭いていると、水が足下に溜まって、気持ち悪いです。しかも、足触りも気持ち悪い。何故、あんなものを使っているのでしょうか。誰か、その理由を教えてください。
 
◎コーヒーが不味い(2002年4月18日)
 韓国は、コーヒーが不味い。まず、変な香りがする。これは、決してコーヒーの香りではない。アーモンドのようなバニラのような変な香りがするのだ。そして味が薄い。薄いというよりも、コーヒーの味がしない。
 これは韓国で一流のホテルのディーラウンジでも、町の喫茶店でも同じ。だいたいコーヒーが不味い。韓国の人は、コーヒーを飲まないのだろうか。
 最近は、ドトールやスターバックスなどのコーヒーショップが進出してきているらしい。このような世界的なコーヒーショップでは、日本で飲むのと同じ、いわゆる普通のコーヒーが飲めるようだ。
 なぜ、韓国のコーヒーは不味いのだろうか。あの臭いは、何なんだろうか。知っている人がいたら、是非、教えて欲しいものだ。
 
◎日没が遅い(2002年4月18日)
 韓国と日本の間には時差がありません。これは非常に便利なことです。韓国に行っても、日本国内の旅行と変わらないのです。
 しかし、このことは一つだけ日本と大きく異なる現象を引き起こします。それは、日が長く感じるということです。
 4月中旬でも夜7時が明るいのです。まるで夕方のような明るさです。4月の夜7時の明るさは、まるで日本の真夏の夜のような感じでした。こういう環境に慣れてしまえば、気にならなくなるのでしょうが、短期間の旅行で行った時には、夕方の時間感覚にズレが生じます。
 夏とか、冬は、どのようになってしまうのでしょうか。次回は、別の季節に行って、夕方の明るさを体験したいと思います。
 
◎韓国タクシー事情(2002年4月18日)
 韓国では、タクシーが2種類あるようです。普通のタクシーと、模範タクシーと呼ばれるタクシーです。
 模範タクシーは、黒塗りのタクシーです。運転も丁寧、対応も親切、料金も規定通り、安全なタクシーのようです。ただし、その分、料金も少し高いようです。
 普通のタクシーは、日本のタクシーとは変わっています。韓国のタクシーは、相乗りをさせるのです。普通にタクシーをつかまえて、目的地を言って、車が走り出します。途中、タクシーを待っている人がいると、客を乗せていても、止まって、相手の行き先を確認します。方向が一緒だったら、空いている席(例えば、助手席など)に乗せて、走り出すのです。
 たまたま目的地が近ければ良いのですが、仮に多少、遠回りになったとしても、運転手は好きな順序で、目的地を回るようです。だから、先にタクシーに乗っていたにも関わらず、遠回りをされて料金も高くなり、時間も余計にかかる、ということがしばしば起きるようです。
 これは、昼間も夜間も関係なく、ごく当たり前のことのようです。韓国の人は、これで文句を言わないようなのです。日本ではタクシーに乗ったら、その車両を借り切って移動するという意識がありますから、先に乗っているところに他人が乗り込むとか、他人の目的地に先に行く、などとんでもないことです。
 韓国では、当たり前のようなので、タクシー待ちをしている時も、客を乗せたタクシーが頻繁に止まってくれます。このため日本と違って、一人の客は、助手席に座らされるようです。最初、タクシーの後部座席が空いていて、運転席と助手席に人が座っているタクシーを見たとき、不思議に思ったのですが、どうやら別の客を乗せるために、そのようなシステムになっているようです。
 このような相乗りシステムでの料金体系は、どうなっているかというと、結構、適当なようです。最初に乗った客は、メーターがあるので、一応、料金が分かります。(遠回りをされていなければ)途中から乗った客は、だいたいこれくらい、という料金を支払って降りていくようです。この辺は、運転手との間で交渉の余地があるのかもしれませんが。
 まあ、日本と同じような感覚でタクシーに乗りたいのなら、模範タクシーを使った方が良いかもしれません。知らない人が後から乗り込んでくる、というのは気持ちがいいものではありませんので。
 
◎韓国地下鉄事情(2002年4月18日)
 ソウル市内は、地下鉄が発達しています。地下鉄の切符販売機、改札は、台湾のMRT(モノレール)のシステムと似ています。それは、@コインしか使えない、A料金ボタンを押してからコインを投入する、B改札口は遊園地などの入り口などにあるバーを体か手で押して入るタイプ、などが全く同じなのです。
 ただし、日本や台湾と大きく異なる点があります。それは、吊革の高さが高いということです。多分、日本の電車の吊革の位置よりも15−20cmくらい高いのではないでしょうか。背の低い女性は、日本よりも高い位置の吊革につかまるので、結構、疲れるかもしれません。
 また、車両の幅が広いような気がしました。50cmくらいは広いのではないでしょうか。席と席の間(車両の真ん中)が、非常に広く感じました。東京の地下鉄、大江戸線は、非常に狭いので、非常に窮屈に感じますが、韓国の地下鉄はゆったりしていて、良い感じです。
 車両や吊革の他に日本と大きく違うように感じたのは、乗っている人たちの習慣でしょうか。韓国は儒教の教えが生きている国ですから、目上の人を敬うと気持ちが強いようです。席に座っている若い人も、お年寄りが乗ってくると、スッと立って、席を譲ります。こういうところは、見習った方がいいかもしれません。
 ちなみに初乗り運賃は600W(約60円)と非常に安いです。この料金でかなり広い区域を移動できます。非常に便利な交通機関と言えるのではないでしょうか。