台湾の料理
このページは、このページは、台湾の食べ物を紹介していきます。

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◎カラスミ
 台湾の名産と言えば、カラスミ(烏魚子)があります。カラスミは、ボラの卵巣を塩干ししたものです。洗った卵巣に、15%〜20%の食塩をこすり漬け、漬けたものを真水で塩抜きし、7〜10日間天日乾燥させて作ります。冬場の台湾南部沖が、漁場となっています。歴史も古く、17世紀にオランダ人が台湾南部に入植し、ボラの塩漬けを中国大陸に輸出し、さらにその卵巣を加工しはじめたのがカラスミのはじまりだそうです。つまりカラスミは、台湾の歴史的な特産品と言ってもよいでしょう。
 収穫期は毎年1月から3月頃までだそうです。また、年度によって豊漁であったり、そうでなかったりします。現在では、入手しようと思えば、1年中お目にはかかれますが、なんと言っても収穫時期に捕れたものの方が良いようです。中国文化圏ではカラスミの収穫期はちょうど正月にあたり、特に台湾ではおせち料理の一品にカラスミが食卓に登場することが多いようです。
 旨味が凝縮されたコクのある味わいと、ねっとりした食感が非常に美味しいものです。台湾では、軽く表面を火であぶって、それを大根、キュウリやネギの薄切りと一緒に食べるのが一般的なようです。夜市でも、カラスミをあぶったものをキュウリの薄切りと一緒に串に刺したものを売っています。
 しかし、私は、そのまま薄切りにスライスして食べるのがベストだと思っています。ねっとりした食感で、酒の肴に最高です。

◎冷やしタケノコ?(2006年6月)
 ゆでた筍を冷やしただけのものです。季節ものなので、春から初夏にだけ登場するメニューだそうです。この筍、自然な甘さがあって、そのまま何もつけなくて食べても非常に美味しいのです。しかし、台湾では、右のようにマヨネーズをつけて食べるのです。(白い細い線みたいなものが、マヨネーズです。)
 ところが、このマヨネーズが曲者で、日本のものと異なり、甘いのです!私は、この甘いマヨネーズは、この筍に合わないと思います。ですから、せっかくたっぷりとマヨネーズがかけられていると、私はマヨネーズを取り除いて、美味しくいただいています。

◎食在台湾(2002年4月)
「食在広州」と昔から言われ、大陸中国の広州は美食で有名でしたが、現在では共産党の統治下にあり又、文化大革命等の影響で、中国美食の伝統はむしろ香港、台北に移っています。大陸より台湾に移った国民党政権とともに、多くの大陸の人々が移住し中国各地の伝統食を台湾に広めました。
 更に帰国華僑の人々がベトナム、カンボジアやタイ、スリランカなどの料理を台湾に持ち帰り、台湾古来の台湾料理と日本統治下に広まった日本料理も含め、又若い人々に受け入れられた西洋料理とともにまさに百花繚乱の趣です。料理店の数は台北市内で17,000軒を越え、グルメにとってはまさに天国と言えます。
 有名料理店の名物料理は言うに及ばず、街角の気取りのない小さな店、屋台にもこれはと唸るような美味に巡り合えます。